病院指標(令和元年度)

年齢階級別退院患者数

年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~合計
患者数843355572932223364852391,588

平成31年4月1日から令和2年3月31日に退院した患者様を年代別に集計した表です。
当院は、急性期病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟を有します。
疾患や手術後の回復状態、リハビリの進行状態など患者個々の状態をみて入院病棟を選択します。
平成31年4月1日から令和元年3月31日に退院した患者総数は2050名で、うち
①急性期病棟に入院した患者数1670名
②急性期病棟への入院はせず、その他の病棟へ直接入院して退院する患者数380名
急性期病棟に入院した患者数1670名のうち
③医科レセプトのみ1588名
④医科以外(労災、自賠など)82名
で、今回の集計は、③「急性期病棟に入院した、医科レセプトのみの1588名」を総数として集計しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

下の表は、診療科別の上位5疾患を集計したものです。
当院には、急性期病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟があり、
患者様の疾患や病状に合わせて入院する病棟を選択します。
【表中の言葉の定義】
①平均在院日数:入院してから退院するまでの日数
②急性期:当院での急性期病棟の平均在院日数
③全国平均日数:全国のDPC対象病院(急性期病院)の在院日数を平均したもの
④地域包括ケア病棟または回復期リハビリテーション病棟への転棟数。

内科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数
急性期
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
転棟数
患者用パス
040081xx99x00x
誤嚥性肺炎/手術なし
44
37.0
23.5
20.84
38.6%
86.6
23
110310xx99xx0x
急性腎盂腎炎・尿路感染症/手術なし
33
16.8
12.9
12.58
9.1%
75.9
5
060210xx99000x
腸閉塞(イレウス)/手術なし
24
6.9
6.1
8.89
8.3%
72.9
2
060380xxxxx0xx
ウイルス性腸炎/処置等なし
21
8.8
5.4
5.39
4.8%
47.7
2
060335xx99x00x
胆嚢水腫、胆嚢炎等/手術なし/処置なし
13
13.2
11.8
10.65
38.5%
77.6
2

上位は前年同様「誤嚥性肺炎」「急性腎盂腎炎、尿路感染症」となっています。
患者の高齢化が進み、自宅への退院が困難となるケースも増えてきており、退院までの日数を要することがあります。
内科医が増員となり、多職種が参加するカンファレンスを行い、スムーズに退院できるよう取り組んでいます。

外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
転棟数
患者用パス
060160x001xxxx
鼠径ヘルニア(15歳以上)/ヘルニア手術鼠径ヘルニア等
11
5.73
4.85
-
-
-

160400xx99x00x
胸郭・横隔膜損傷/手術なし/処置なし
9
-
-
-
-
-
060050xx99x40x
肝・肝内胆管の悪性腫瘍/手術なし/化学療法ありかつ放射線治療なし
5
-
-
-
-
-
060150xx03xxxx
急性虫垂炎/虫垂切除術等
5
-
-
-
-
-
※患者数10名以下の疾患については参考値とした表記
手術症例としては鼠径ヘルニアが一番多くなっています。
胸郭・横隔膜の損傷については、リハビリを行い早期退院を目指しています。

整形外科

DPCコード
DPC名称
患者数
平均在院日数
急性期
平均在院日数(全国)
転院率
平均年齢
転棟数
患者用パス
160690xx99xx0x
胸椎・腰椎圧迫骨折/手術なし
202
44.7
12.7
19.4
7.4%
81.5
167

160800xx01xxxx
大腿骨頚部骨折・転子部骨折/人工骨頭挿入術 肩・股等
152
57.4
19.2
25.94
14.5%
84.2
128
070343xx97x0xx
腰部脊柱管狭窄症/手術あり
87
24.1
8.9
16.54
2.3%
73.5
85
070350xx97xxxx
腰椎椎間板ヘルニア/手術あり
51
19.7
9.4
15.61
2.0%
53.1
45
160980xx99x0xx
骨盤損傷/手術なし
41
42.1
12.2
19.59
4.9%
81.2
33

前年度同様に上位5疾患のうち3疾患は骨折症例となっています。 慢性疾患である腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアについては、術後の早期退院を目指しリハビリに取り組んでいます。 また、高齢化により整形疾患だけではなく内科的な疾患のある患者には、内科医師が担当医として診療を行い 二人主治医制で患者を総合的に診療する体制をとっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

UICC病気分類とは、UICC病気分類国際対がん連合によって定められた、
①原発巣の大きさと進展度
②所属リンパ節への転移状況
③遠隔転移の有無
の3つのカテゴリーによって各癌をⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。

初発
再発
病期分類基準(※)
版数
StageⅠ
StageⅡ
StageⅢ
StageⅣ
不明
胃癌
1
1
0
0
0
2
1
8
大腸癌
1
1
0
0
0
0
1
8
乳癌0
0
0
0
0
0
1
8
肺癌
0
0
2
0
0
0
1
8
肝癌
0
0
0
0
0
0
1
8
※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
日本で罹患率の高い五大癌と言われている「胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝臓癌」の病期分類別数を集計したものです。
現在外科医が1名となり、手術については難しいこともありますが、長崎大学病院等のがん拠点病院と連携して初期治療後の維持治療を外来で行うなど個々の患者に即した医療を提供しています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等


患者数
平均在院日数
急性期
平均年齢
軽症
33
12.7
10.5
67.2
中等症
34
22.7
18.8
78.9
重症
3
24.7
16.7
79.3
超重症
1
2.0
2.0
76.0
不明
-
-
-
-
 肺炎の重症度分類
①男性70歳以上、女性75歳以上
②BUN21mg/dl以上または脱水あり
③SpO2 90%以下
④意識障害
⑤血圧(収縮期)90mmHg以下
*1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点
軽症:0点
中等症:1~2点
重症:3点
超重症:4~5点(ショックがあれば1項目のみでも超重症)
成人の肺炎を別表の重症度別に分類したものです
患者数としては「中等症」の状態の患者数が多くなっていますが、前年に比べ「軽症」の患者数が多くなっています。
軽症の場合は、平均年齢が低いこともあり、退院までの在院日数が短くなっています。
呼吸リハチームも立ち上がり、呼吸器リハビリ、嚥下リハビリにも力を入れ、少しでも早い自宅への退院を目指しています。

脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10
傷病名
発症日から
患者数
平均在院日数
平均年齢
転院率
G45$
一過性脳虚血発作及び関連症候群
3日以内
6
3.8
78.5
0.0%
その他
1
8.0
75.0
0.0%
G46$
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
3日以内
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
I63$
脳梗塞
3日以内
2
9.5
80
50%
その他
-
-
-
-
I65$
脳実質外動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
I66$
脳動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
I675
もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)
3日以内
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
I679
脳血管疾患、詳細不明
3日以内
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
前年と同様、「一過性脳虚血発作及び関連症候群」「脳梗塞」どちらとも発症より3日以上経過している症例がみられました。 どの場合でも早期に診断することで、在宅復帰を可能とします。 今年度より脳外科医師が常勤となり、頭痛外来・物忘れ外来にも力を入れています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード
名称
患者数
平均術前日数
平均術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K65-4
内視鏡的消化管止血術
4
-
-
-
-
K664
内視鏡的胃瘻造設術
2
-
-

-
内科では、内視鏡的胃瘻造設術が上位となっています。術前に食事が取れていない場合には、栄養状態の改善を行ってからの手術になるため術前日数が長くなっています。
また、他病院からの依頼で入院治療した場合は紹介元の病院へ転院となります。前年度同様、内視鏡的大腸ポリープ切除術は、地域包括ケア病棟で入院加療を行っているため、 今回の集計には含まれていません。

外科

Kコード
名称
患者数
平均術前日数
平均術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K6335
ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)
11
0.6
3.6
0.0%
66.3
K7434
痔核手術(根治術)
2
-
-
-
-
K672-2
腹腔鏡下胆嚢摘出術
1
-
-
-
-
K718-21
腹腔鏡下虫垂切除術
1
-
-
-
-
現在、外科医が1名のため、手術の場合には、他院と連携を行い、術後の継続治療を当院にて行っています。

整形外科

Kコード
名称
患者数
平均術前日数
平均術後日数
手術から転棟まで
転院率
平均年齢
患者用パス
K0461
骨折観血的手術(大腿)
113
3.3
54.1
14.8
13.3%
84
K1426
椎弓形成術
92
3.1
22.2
6.9
2.2%
73.3
K1342
椎間板摘出術 後方摘出術
46
3.7
15.7
5.6
2.2%
53.3
K0811
人工骨頭挿入術(股)
41
4.4
50.3
15.5
14.6%
83.5
K0462
骨折観血的手術(下腿)
28
5.2
32.7
5.3
3.6%
60.5
骨折観血的手術(大腿)と人工骨頭挿入術(股)は「大腿骨頚部骨折」で行われる手術で、椎弓形成術と椎間板摘出術は脊椎疾患で行われる手術です。
糖尿病など内科疾患を合併している症例が増えており、術前に全身管理を行う期間が少し必要になってきています。
内科医師の協力のもと、ハイリスク患者への対応にも力を入れています。
また、筋力低下や認知機能の低下が出現しないように、早期のリハビリを行い、必要に応じて地域包括ケア病棟や回復期リハビリ病棟へ転棟し、在院復帰を目指しています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC
傷病名
入院契機
症例数
発生率
130100
播種性血管内凝固症候群
同一
-
-
異なる
-
-
180010
敗血症
同一
-
-
異なる
1
0.1%
180035
その他の真菌感染症
同一
-
-
異なる
-
-
180040
手術・処置等の合併症
同一
2
0.2%
異なる
-
-
令和元年度では、上記疾患の発生は3症例のみでした。 内訳は、入院時より発生していた褥瘡からの敗血症が1例と、創部よりの感染が2例で、発生率は0.2%です。
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