診療時間
平日 8:30~17:00 土曜 8:30~12:00
休 診 日
日曜日・祝祭日・年末年始(12/30~1/3)

入院費について

当院では、平成26年4月1日より、厚生労働大臣が指定する『DPC対象病院』として『包括払い(DPC/PDPS)方式』による入院診療費の計算となります。
現在の入院診療費の計算方法は、診療行為によってそれぞれの診療報酬の積上げた合計を 入院診療費として計算する『出来高払い方式』です。
DPC対象病院に指定されると、病気の種類や、行った手術・処置等の有無、合併する病気の有無等によって病気を分類し、 その分類ごとに厚生労働省が定めた一日当りの入院費が定額となる『包括払い(DPC/PDPS)方式』となります。
この方式では、入院患者様の病気や病状をもとに、処置などの内容に応じて、包括評価部分(投薬、注射、検査、処置等)と 出来高評価部分(手術、食事、リハビリテーション等)を組み合わせて入院診療費を計算することになります。
また、厚生労働省で指定された一部の病気につきましては、現在と同様に『出来高払い方式』となります。

包括払い(DPC/PDPS)方式の計算方式(イメージ)


DPCに関するよくある質問

■全ての入院患者様がこの制度の対象となるのでしょうか。

基本的に一般病棟に入院される全ての患者様が対象となりますが、次の場合を除きます。
◯出来高算定方法となる患者様
・DPC診断群分類のいずれかに該当しないと主治医が判断した場合
・労災、公災、自賠責保険を使用された場合 等
◯別の包括算定となる患者様
・回復期リハビリテーション病棟の対象となった場合
・地域包括ケア病棟入院料の対象となった場合

■DPCになると診療費は高くなりますか。

DPCでは入院している間の病名や診療内容によって1日あたりの医療費が決まるため、出来高払いと比べて高くなる場合もあれば、安くなる場合もあります。
また病院の機能によって厚生労働省が定めた係数もあるため、同一の診断名や治療でも、病院によって入院医療費が若干異なる仕組みになっています。

■入院途中で病名が変更になった場合はどうなるでしょうか。

診断群分類は、1回の入院で1つだけと定められています。
しかし、診療の結果によっては診断群分類が変わる可能性もあります。
このような場合は、診断群分類が最終的に確定した時点で入院初日から入院診療費を再計算を行います。
月をまたがって入院されている場合には、後月の請求の際に入院診療費の差額を調整いたしますので、あらかじめご了承ください。

■一部負担金の取り扱いはどうなるのでしょうか。

医療費の一部負担金の支払いに関しては、これまでと変わりません。
患者様が加入している保険の負担割合に応じてお支払いいただきます。

■高額医療費や公費の取り扱いはどうなるでしょうか。

高額医療費や公費の取り扱いに関しては、これまでと変わりありません。

■食事の料金もこの料金に含まれるのでしょうか。

食事の代金は従来通りの金額を負担していただくことになります。