診療時間
平日 8:30~17:00 土曜 8:30~12:00
休 診 日
日曜日・祝祭日・年末年始(12/30~1/3)

病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 肺炎の重症度分類別患者数
  5. 脳梗塞のICD10別患者数
  6. 診療科別主要手術別患者数(上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

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令和3年4月1日から令和4年3月31日に退院した患者総数は1696名で、うち
①急性期病棟に入院した患者数1374名
②急性期病棟への入院はせず、その他の病棟へ直接入院して退院する患者数322名でした。
急性期病棟に入院した患者数1374名のうち
③医科レセプトのみ1319名
④医科以外(労災、自賠など)55名
で、今回の集計は「③急性期病棟に入院した、医科レセプトのみ」の1319名を総数として集計しています。

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 合計
患者数 6 26 23 40 39 89 146 272 442 236 1,319

令和3年4月1日から令和4年3月31日に退院した患者様を年代別男女別に集計した表です。
高齢化に伴い80歳以上の入院患者が多くなっていますが、外傷疾患の小児手術も行っており10歳以下の入院もあります。

診断群分類別患者数(診療科別患者数上位5位まで)

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下の表は、診療科別の上位5疾患を集計したものです。
当院には、急性期病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟があります。
疾患や手術後の回復状態、リハビリの進行状態など患者さんの状態にあわせて入院病棟を選択します。
【表中の言葉の定義】
①平均在院日数:入院してから退院するまでの日数
②全国平均日数:全国のDPC対象病院(急性期病院)の在院日数を平均したもの
③転棟数:急性期病棟に入院し、地域包括ケア病棟または回復期リハビリ病棟へ転棟してから退院したもの

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 急性期 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 転棟数
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 47 38.5 24.0 20.57 0.9% 83.3 16
110310xx99xxxx 急性腎盂腎炎 34 20.3 16.9 13.14 0% 81.3 7
060380xxxxx00x 感染性腸炎 22 6.6 6.6 5.53 0% 59.5 0
060210xx99000x イレウス 21 9.9 9.5 9.00 0.3% 75.8 1
060335xx99x00x 胆石性胆嚢炎 21 18.3 12.8 10.94 0.2% 72.8 4

上位は「誤嚥性肺炎」「急性腎盂腎炎、尿路感染症」となっています。
前年と比較すると、「感染性腸炎」「イレウス」「胆石性胆嚢炎」と消化器疾患が上位になっています。
外科手術は行っていませんが、内科での点滴・投薬での保存加療を行っています。「誤嚥性肺炎」については
他の疾患と比較すると転棟数が多くなっていますが、入院期間を通じて呼吸リハビリを行い患者さんや家族が安心して退院できるように支援しています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 急性期 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 転棟数
10件未満のため掲載なし

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数 急性期 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 転棟数
160800xx01xxxx 大腿骨近位部骨折/手術あり 151 61.3 22.4 25.32 1.1% 84.2 114
160690xx99xxxx 胸椎圧迫骨折、腰椎圧迫骨折 150 44.6 12.9 19.34 0.5% 82.1 118
070343xx97x0xx 腰部脊柱管狭窄症/手術あり 63 23.1 12.4 15.77 0% 73.2 49
070343xx99x0xx 腰部脊柱管狭窄症/手術なし 42 23.5 13.8 13.35 0.5% 80.8 19
160980xx99x0xx 仙骨骨折、恥骨骨折、坐骨骨折 41 43.9 14.3 19.02 0.2% 84.5 29

前年と比較すると上位5疾患では「腰椎椎間板ヘルニア(手術あり)」が35例と5位以内から外れて、
「腰部脊柱管狭窄症(手術なし)」が4位となっています。
治療を決定するにあたっては年齢や合併症を考慮して、手術加療・保存加療を麻酔科医師や内科医師と連携して検討していきます。
急性期での治療が終了する時点で地域包括ケア病棟や回復期病棟へ転棟して、自宅退院を目標に日常生活動作に応じたリハビリテーションを継続します。
また、高齢化により整形疾患だけではなく内科疾患を合併している患者さんは増加しており、内科医師と連携しながら全身的な医療を行う体制を整えています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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UICC病気分類とは、UICC病気分類国際対がん連合によって定められた、
①原発巣の大きさと進展度
②所属リンパ節への転移状況
③遠隔転移の有無
の3つのカテゴリーによって各癌をⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。

Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明 再発 規約
胃癌 0 1 0 0 0 0 8版
大腸癌 0 0 0 1 0 0 8版
乳癌 0 0 0 0 0 0
肺癌 0 0 0 1 0 0 8版
肝癌 0 0 0 0 0 0

(※)1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

五大癌と言われている「胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌」の病気分類別数を集計したものです。
当院では外科的な手術は行っていないので入院患者数としては多くありませんが、近隣のがん拠点病院とも連携して外来通院による治療の継続をおこなっています。

肺炎の重症度分類別患者数

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肺炎の重症度分類
 ①男性70歳以上、女性75歳以上
 ②BUN21mg/dl以上または脱水あり
 ③SpO2 90%以下
 ④意識障害
 ⑤血圧(収縮期)90mmHg以下
*1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点

軽症:0点
中等症:1~2点
重症:3点
超重症:4~5点(ショックがあれば1項目のみでも超重症)

患者数 平均在院日数 急性期
入院日数
平均年齢
軽症 2 15.5 15.5 49.5
中等症 21 19.3 15.6 75.7
重症 10 11.4 11.4 82.3
超重症 1 2.0 2.0 81.0

成人の肺炎を重症度別に分類したものです。
前年と比較すると「中等症」「重症」の病態の患者割合が増加しています。呼吸器専門医師を中心に「中等症」以上の病態にも対応する体制を整えています。
他疾患と同様に肺炎の他に基礎疾患がある場合は重症化する場合があり入院期間も長くなる傾向にありますが、理学療法士による呼吸器リハビリや、MSWを中心に自宅退院への地域の医療・介護との連携も行っています。

脳梗塞のICD10別患者数

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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率 急性期
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 合計値 5
G46$ 脳血管疾患における脳の血管性症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 合計値 4
I65$ 能実質外動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病(ウイリス動輪閉塞症) 3日以内
その他
I377 脳血管疾患、詳細不明 3日以内
その他

当院には常勤の脳神経外科医師が在籍していないため患者数としては多くはありません。
脳血管疾患の急性期治療については、近隣の専門病院と連携しながら対応しています。急性期治療が終了し
リハビリ期の状態の患者さんを回復期リハビリ病棟で受け入れる事で、他病院と連携し患者さんのADL向上に努めています。

診療科別主要手術別患者数(上位5位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
10件未満のため掲載なし

*内視鏡的大腸ポリープ切除術は当院では「地域包括病棟」での入院受け入れを行っているため、
今回の集計数には反映されない。

外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
10件未満のため掲載なし

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 OP➡転棟まで 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 104 4.4 56.7 17.8 0.8% 84.8
K1426 椎弓形成 67 4.3 21.0 8.3 0% 73.8
K0811 人工骨頭挿入術(股) 47 5.1 58.0 17.2 0.4% 83.1
K1342 椎間板摘出術 後方摘出術 35 4.9 15.2 5.9 0% 51.1
K0462 骨折観血的手術(下腿) 26 4.7 35.4 16.3 0% 56.6

「骨折観血的手術(大腿)」と「人工骨頭挿入術(股)」は「大腿骨近位部骨折」で行われる緊急手術で、
「椎弓形成術」と「椎間板摘出術」は脊椎疾患で行われる予定手術ですが、手術までの日数に大きな変化はありません。
糖尿病や心臓疾患などを合併している患者も増加しており、内科医師と連携して術前・術後の全身管理を行い
患者さんに安全・安心な医療が提供できるような体制を整えています。
術後は創部の状態をみながら2週間前後の急性期病棟入院期間を経て、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟で自宅復帰を目指してリハビリを行います。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 3 0.23%
異なる 1 0.001%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる 0
180040 手術・処置等の合併症 同一 6 0.45%
異なる

「敗血症」「手術・処置等の合併症」については前年と比較すると件数が増加しています。
「入院契機と同一」の件数が多いという事は、入院中に発症した症例ではなく、入院時から「敗血症」「手術・処置等の合併症」の治療を目的とした症例と言えます。

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